（矢本地区）
　歴史は古く、赤井星場遺跡は古代牡鹿棚か牡鹿郡衛跡と考えられている。
　他に金売吉次に由来する「月観の松」、鎌倉時代の領主、長江氏ゆかりの「滝不動」、近代医学の基礎を築いた「大槻俊斉」の碑等々が挙げられる。
　観光は、桜の名所として知られる滝山公園や、県立都市公園として整備された海浜緑地公園、航空自衛隊戦技研究班「ブルーインパルス」の母基地として知られる松島基地があり、航空祭は数万人の観光客・ファンでにぎわう。

（鳴瀬地区）
　特別名勝松島の一角を占める景勝地「奥松島」として県内外の方々から親しまれています。「奥松島」には、太平洋の荒波に浸食され男性的な岩肌、洞窟等が延々２kmも続く日本三大渓の嵯峨渓があり、遊覧船を利用しての海からの景観を是非お奨めします。
　更に、この嵯峨渓界隈ではアイナメ、メバル、ソイ、クロダイなどの釣り場、そして海苔、牡蛎の漁場としても有名な所です。 
　夏には、野蒜海水浴場をはじめ宮戸地区の海水浴場は県内一の賑わいをみせます。
　この他縄文土器の出土では日本最大級の里浜貝塚、幻の港と言われる野蒜築港跡等名所旧跡も豊富です。