(利府町 地区)
表松島 梨の里 利府
利府町は、宮城県のほぼ中央に位置し、仙台へは車で約20分、電車だと東北本線で 15分。日本三景の松島や史都・多賀城にも隣接しており、仙台のベットタウンとして急激に発展しています。
利府といえば、何といっても有名なのが利府梨。独特の風味と甘さがたまらないと評判です。この利府梨とは、「長十郎」のことで、他にも「二十世紀」や「幸水」などが栽培されています。町内には、観光梨園があり、梨狩りを楽しみながら芋煮会もできます。シーズン中には利府街道沿いに70軒もの直売所が立ち並び、もぎたての利府梨が即売されています。また、東洋一の規模を誇る東北新幹線車両基地があり、毎年夏休みに開催される「新幹線車両基地まつり」は、鉄道マニアから子供まで楽しめるイベントです。毎年10月に開催される、十符の里一利府フェスティバルも、楽しいイベントで秋の花火大会も必見です。
(松島町 地区)
日本三景の一つ四季の景観・豊かな海の幸 −松島町をたずねて−
松島が日本三景の一つといわれたのは、今から約130年前、林春斎がその著書で日本三処奇観といったのに始まる。
又、松島が国の特別名勝となったのは、昭和28年文部省指定があってからである。今は宮城県立自然公園にもなっているが、いずれにしても、長い歴史を背景とした自然美と人工美との素晴らしい調和が松島の生命となっている。
松島の眺めは高い所からが最もよいとされて、文政年間(130年前)舟山万年によって松島四大観が設定された。4つの大観はそれぞれみな趣を異にしておもしろい。富山の麗観、大高森の壮観、多聞山の偉観、扇谷の幽観がそれである。
文化財としては余りにも有名な国宝瑞厳寺、重要文化財の五大堂、観潤亭は特に名勝松島の名と相まって全国に知られている。
松島の産物としては最近海水汚濁の関係上、浅海漁業がやや不振ではあるが松島湾を代表する「のり」「かき」が主な生産物となっている。その他松島の古くからの名産として「はぜ」「うなぎ」等をあげることができる。又、小規模生産物ではあるが、最近になって笹蒲鉾、こけし、大漁人形の製造が行われるようになった。又、軒端の梅にまつわる悲恋物語を今に伝える紅蓮せんべいは古くから松島の名産品である。松島湾産の魚介類を原料とした加工品も色々あるようであるが、PR不足と相まって未だ世人の知るところまではいっていない現状である。
遠島甚句の一節に
ぜひに一度は来てみやしゃんせ
おらが(わしが)国さの松島え
唄の文句のとおり「奥の細道」芭蕉の心境になってみてはいかがですか、百聞は一見にしかず。
住所 | 981-0104 宮城郡利府町中央二丁目8−3 | 電話 | 022-356-2124 |
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URL | http://www.rifumatu.miyagi-fsci.or.jp/ | FAX | 022-356-6088 |
備考 | 平成23年4月1日、松島町商工会、利府町商工会の合併により利府松島商工会となりました。 |