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大河原町商工会

町内最古の歴史を誇る由緒ある大高山神社  

 大河原町といえば、一目千本桜やラベンダーロードなど、最近では花の町として知られているが、かつて江戸時代には奥州街道の宿場町として栄えたところで、紅花、生糸、米などを商う問屋が軒を連ねて賑わいを見せていた。その後、維新で一時白石県が設置されたため、官公庁の町としての色合いを強めるようになった。 

 古代からの大河原町の歴史を伝えるのが金ヶ瀬地区にある大高山神社。町最古の歴史があり、柴田郡の総社格として由緒ある神社である。社殿はもとは台の山に営まれていたが、火災によって現在地へ移った。本殿・拝殿等は元禄年間以降に再建されたもの。 

 正応6年(1293)の刻印がある鰐口(国重要文化財)や南蛮鉄の大鳥居、江戸時代の絵馬など貴重な文化財が多数保存されている。毎年8月と10月の例祭には五穀豊穰を祈念して、江戸時代から続くという堤神楽(町指定無形民俗文化財)が神前で演じられる。

 旧奥州街道(現在のNTTの前の道路)をへだてて、東の寺、西の寺と呼ばれる 2 つの寺院がある。東の寺の吉祥山繁昌院は、寛永元年(1624)の開山。寺宝として町指定文化財の木造阿弥陀如来坐像や仏画が多数保存されている。 

西の寺の宝亀山最勝院は、京都の智積院を総本山として、室町時代末期の天正年間に創建されたと伝えられている。旧奥羽街道沿いには、昔の面影を残す蔵造りの建物が並ぶ一角もある。

 また、大河原をとり囲むなだらかな丘陵地には小山田館跡がある。これは、伊達政宗配下の猛将・小山田筑前守の居館跡。村田町へ通じる県道の西側、杉や欅の大木が林立する中には嶋館神社がある。そのほか、馬取田遺跡をはじめとする遺跡や、数箇所の古墳群も町内に点在している。

住所 989-1243 柴田郡大河原町字南104 電話 0224-53-1260
URL http://www.oogawara.miyagi-fsci.or.jp/ FAX 0224-53-2254
備考

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